
9月3日(日) 有楽町の東京国際フォーラムにて2006年度第2回赤坂会例会が行われた。今回のテーマ「戦略的インプラント補綴」。症例発表者は5人で参加者は全国から85名が集まった。

まず初めにDR.新藤有道(東京都千代田区開業)が『上顎 犬歯・小臼歯
3歯欠損のIMPLANT修復』とうテーマでインプラントの診査診断治療計画からプロビジョナルの調整法まで語っていただいた。新藤先生らしい緻密な考察
された症例発表でインプラントの治療順序、咬合に関して熱いディスカッションが行われた。

その後、DT.藤田英宏(東京都港区寺西歯科医院勤務)が『インプラント補綴』というテーマで主にインプラントのプロビジョナルの製作法と埋入位置や歯肉
の厚みによって補綴物がどういった形態になるのかをわかりやすくプレゼンしていただいた。おそらくインプラントを初めだした歯科医師、歯科技工士には勉強
になったのではないだろうか。また、プレゼンの合間にでてくるお城の写真がとても印象的であった。

そして午後から、DR.田ヶ原昭弘(愛知県名古屋市開業)が『インプラントと天然歯の連結の必要なケースとは?』というテーマでインプラント補綴終了後、
インプラントと天然歯とのコンタクトロスが起きて苦労した症例を発表していただいた。この件についてディスカッションではなかなか答えがだせなかったが、
総合ディスカッションで寺西先生から詳しく解説をしていただき、私自身とても勉強になった。

その後、DR.山根光雄 (愛知県名古屋市開業)が『外傷による歯牙欠損に対しインプラントを応用した症例』とうテーマで上顎前歯1本欠損に対して審美修復にこだわったインプラント症例を語っていただき、診査から術式までディスカッションが行われた。

寺西先生司会の総合ディスカッションでは、参加者から多数質問が集まり充実したディスカッション行う事ができた。

最後の症例検討ではDR.友貞宗人(神奈川県川崎市開業)から『インプラントによる咬合再構成』というテーマでの発表がありソケットプリザベーションの必要性などインプラント治療計画の考え方を検討された。

プログラムチェアマンとして、参加者全員が日常臨床において難しい問題に突きあたった時に自分で考えてすすめられる力がつくような例会にする事を考え準備
してきた。結果はどうであったのだろう。参加者がどうであったかはわからないのだが私自信はインプラント補綴を行うにあたり、事前にチェックする事、考え
る事という診査診断能力が確実に上がった気がする。
プログラムチェアマン 藤田大樹