東日本大震災で被災された方々へたくさんの歯ブラシの支援ありがとうございました

東日本大震災で被災されました方々には、あらためてお見舞いを申し上げます。

過日被災された方々へのご支援を会員ならびにご賛同頂ける方に呼びかけました
ところ、多くの心遣いを頂戴致しました。
30,000本にものぼる歯ブラシをご支援頂くことがきましたことをここに報告申し上げます。

厚く御礼を申し上げますとともに、皆様からのご支援、お心遣いに対し深く感謝致します。

頂戴した歯ブラシは、被災地岩手県で御開業をされ、当会会員でいらっしゃる 
「ふじの歯科医院 藤野 修 先生」にお預けし、被災者の方へ届けて頂きました。

藤野先生から、お手紙を頂戴し、歯ブラシでのご支援にめどがたったことを報告頂きました。
そのため、当会として歯ブラシでの支援は再度の要請がございましたらあらためて行うように
させて頂き、今後はできる範囲内の別のかたちで被災された方々へお手伝いをさせて頂きたい
と思います。

最後に今回多大なるご尽力を賜りました藤野先生から頂戴したお手紙を掲載させて頂きます。
一日も早い復興を心より祈念申し上げます。

平成23年3月31日
                               赤坂会事務局一同


赤坂会会員御一同様へ

 このたびの東日本大震災に際しまして、寺西邦彦先生、および赤坂会会員の皆様からの多数のお励まし、
ご支援のお便りと支援物資のご提供に心より感謝申し上げます。
 昨日までに、全国各地から20,000本の歯ブラシのご提供を賜りました。
伝え聞くところによりますと、日本歯科医師会からは30,000本の歯ブラシの供給が有ったそうですが、
その数に匹敵するご支援を頂戴しました。
東北沿岸部の歯科医師は、自身の診療所も津波で倒壊し、家族も失いながらも連日お亡くなりになった
方々の身元確認や、被災した方々への歯科治療に奔走している者もいる状況にあります。
そのような仲間の歯科医師から、「ありがとう。助かったよ。この歯ブラシを使って避難所の子供を
カリエスフリーにするから。」とお礼の電話も届いておりました。
 皆様からのお気持ちで、避難所の皆様への歯ブラシの供給も一応落ち着いた状況になりました。
有り難うございました。今後は生活再建、その後に地域の復興という困難な道を東北の住民全員で
模索して行かなければなりません。
今後何年かかるのか見当も付きませんが、皆様からのお力をお借りして微力ながら我々地元の歯科医師も
努力して参りたいと考えております。
今後もご支援をお願いしますと共に、皆様のご健康とご発展をお祈りし、お礼のお手紙とさせて
いただきます。
引き続き、何らかの形でのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成23年3月31日
                                岩手県開業
                                ふじの歯科医院
                                   藤野修