2011年7月アーカイブ

テーマ 「インプラント・オーバーデンチャー」

~オーバーデンチャーのトラブルとその解決策~

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少数歯残存症例によく用いられるオーバーデンチャーは天然歯やインプラントを支台として使うことで①咬合の支持②義歯の維持・安定③歯根膜受容器の活用④顎骨の長期的保全などの利点があり、咬合力は総義歯と比べ高まる。それゆえに、オーバーデンチャーは①人工歯の摩耗②義歯床の破折③アタッチメントの脱落④義歯の転覆⑤支台歯の破折、2次カリエスなどトラブルが思いのほか多い。オーバーデンチャーをより長期に安定させるにはどうしたらいいのであろうか?今回は、オーバーデンチャーのトラブルを整理して、その解決策について皆で討論していきたい。

プログラムチェアマン 藤田大樹、岩渕一文


講演

DR.飯沼 学 & DT.狩野敦志
『インプラント・オーバーデンチャーの臨床的考察』

会員によるプレゼンテーション

ケースプレゼンテーション
DR.加部晶也&DT.岩渕一文
『重度~中等度歯周炎患者に対してオーバーデンチャーにより咬合再構成を行った1症例』

DR.工藤 努
『下顎無歯顎に磁性アタッチメントを用いたインプラント支台オーバーデンチャーの1症例』

DR.森山広之
『重度歯周病患者にインプラントを用いてオーバーデンチャーを行った1症例』

DR.川崎宏一郎
『Angle class Ⅲ・無歯顎症例に上顎オーバーデンチャー、下顎Bone anchored full bridgeにて機能回復した1症例』

日程

2011年9月4日(日) 10:00~16:45

場所

東京国際フォーラム G502 (東京都中央区有楽町)

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2011年5月8日(日),東京国際フォーラムにて,第1回例会が開催された。
午前中の講演に先立っては,寺西先生より東日本大震災の犠牲者への哀悼の意を示し,つづいて藤野 修氏(岩手県・ふじの歯科医院)が被災地における検視や歯科支援の実際および会員によって集められた支援物資の活用状況について報告した。
つづいては,「出版記念講演会」として,先ごろ歯科衛生士向けの臨床書を上梓した山口幸子氏(寺西歯科医院)が,『日常臨床&チーム臨床に活かせる歯科衛生士臨床』と題して,インプラントのメインテナンスにおける着目点や診査の実際を紹介。インプラントメインテナンスにおける歯科衛生士の役割は「インプラント周囲粘膜炎の予防」にあるとして,視診,触診などであらゆる角度からインプラントの変化を察知し,異常を歯科医師に報告すること,患者さんのモチベーションの維持が特に重要であると述べた。また,患者さんの希望やセルフケア能力を考慮した補綴物形態を歯科医師,歯科技工士とともに追求することの必要性についても言及し,歯科医師・歯科技工士と三位一体でインプラント治療に取り組んだ症例を供覧した。
午後からは,ケースプレゼンテーションとして,会員の歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士らが症例を提示(愛知県・歯科サンセール,東京都・銀座アベニュー矯正歯科,東京都・岩本町デンタルクリニック)。重度歯周病患者への歯周補綴,矯正歯科における口腔衛生管理,中等度歯周炎患者に対するチームでの取り組みなど多彩なテーマで発表がなされ,各々の医院の治療方針や取り組みについて活発な質疑が交わされた。
また,「特別講演」で登壇した行田克則氏(東京都開業)は,歯周治療における治療後の歯肉の治癒形態を見込んだアプローチについて,歯槽骨の生物学的な分類や歯間部乳頭部のクリーピングなどの豊富な臨床写真とともに提示した。

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