2013年8月アーカイブ

IMG_3268.jpg7月14,15日、沖縄県市町村自治会館(那覇市)にて赤坂会&WESPIC ジョイントミーティング10周年記念特別講演会が開催されました。前日の台風の接近もあり、一時天候も危ぶまれましたが、ジョイントミーティング当日は雲ひとつない晴天となり、気持ち良い空のもと活発なディスカッションが行われました。

今回赤坂会からは20名程の参加、沖縄WESPIC、北九州歯学研究会・若手会の参加もあり、全体としては100名以上の参加があり、ジョイントミーティング10周年ということもあり、大変盛大に行われました。
私は沖縄ジョイントミーティングへの参加は今回が初めてだったのですが、普段の例会や寺子屋とはまた違う雰囲気で、まさにお互いのスタディーグループの垣根を越えた中身の濃いディスカッションを味わうことができ、大変幸運に思いました。

IMG_3672.jpgのサムネール画像初日の14日(日)には台湾からDaniel W.K.Kao,先生をお招きし、『Placing implant in the ridge deficiency area : several practical surgical techniques.』と題して講演していただきました。Kao先生は米国ペンシルバニア大学の臨床準教授の方で、プレゼンテーションの英語はまさにネイティブそのもので、正直金城先生の解説がなければ理解も難しかったのですが、特に骨欠損の状態においての術式の選択について整理することができました。二人目の演者として韓国からDong-Seok Sohn 先生をお招きし、『Current and Future Trend on Augmentation of Atrophic Alveolar Ridge and Maxillary Sinus for Implant Dentistry 』と題して講演していただきました。Sohn先生の講演は赤坂会の例会なども含めて何度か拝聴したことはありましたが、今回はいつもにも増してアグレッシブなプレゼンテーションをされていました。様々な骨造成のオプションを披露していただいたのに加えて、全体としてはMinimally Invasive Surgeryを心掛けていらっしゃることが伝わり、来年度のWCUPSにもつながってくる考えだと感じました。

1016934_502551019825134_2103323512_n.jpg続いて15日(祝)はそれぞれの会からの演者によるケースプレゼンテーションが行われました。今年は10周年ということもり会員発表は全て英語で行うという初の試みがされました。発表者はそれぞれのスタディグループを代表して、高田貴虎先生、友寄泰樹先生、松延允資先生、中島稔博先生、宇根 良先生、飯沼学先生が発表されました。質疑応答も活発に行われ非常に充実したジョイントミーティングとなりました。課題としては、場所が沖縄ということもあり、若手の参加が少なかったことが挙げられますが、来年以降も益々充実した会になるよう皆で盛り上げていきたいと思います。

よしだ歯科クリニック勤務 小森 真樹(こもり まさき)


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テーマ 日常臨床におけるハイジニストの役割

「歯科医療の発展に伴い、日常私たちが行う治療 内容は複雑で長期間に渡ることが多くなりました。
そのため、治療が多岐にわたり複雑になってきており、治療時において歯科衛生士が携わる事項や責任も大きくなってきているなどのことが考えられます。言い換えれば、現場における歯科衛生士の知識や技量に対するニーズが高くなっているということになるかと思います。そこで今回は、「日常臨床におけるハイジニストの役割」というタイトルの基、日常臨床時での患者さんと関わり方、技術提供の方法、そ して歯科医師をはじめとするコデンタルスタッフとの連携をどのように臨床に活かしているかなどに焦点をおき、皆様とディスカッションをして行きたいと思います。

プログラムチェアマン 山口幸子、中丸潤


基調講演(午前)

・鈴木 朋湖 先生 (フリーランス)

抄録:日常臨床における歯科衛生士の役割

日常臨床は流れに沿って進められます。診査/診断/治療の各ステップの後、健康を取り戻せば'守る'ステージ が永く続くのです。

'取り戻した健康を出来るだけ永く 守りたい'そう願う声を多く聞きます。

この'守る'は術者による施術や診査と共に患者自身による予防が重要で、その時の患者の状態に合わせてアドバイスをしながら永く続く健康を維持していくのです。そう、それも私達の役割です。

患者さんは、治療に対する希望/以前の治療に対する不満や不安を 持っており、その他患者自身の条件/疾病の状態/ライフステージ/ライフスタ イルがそれぞれ'違い'ます。治療をするにも予防するにもまずそれを知り、そこ から注意をするポイントや適正な方法を見いだす事が重要なのです。

衛生士は、ただスケーリングのやり方やメインテナンスに使用する道具・材料の用い方のみを知っていれば良いので はなく、なぜそれをそこの応用するのかを患者自身の条件/状態から見いだし、炎症をコントロールする為の疾病のメカニズム、組織の変化といった基礎知識が必要です。全身疾患を抱える患者さんが多い現在、それらの疾患 に対する知識も必要でしょう。

現代の臨床は、治療のオ プションも多様化しており補綴治療・インプラント等についてもその特徴や注意点を知り、天然歯とは違った診査やスキルが必要になります。

治療の流れに沿って各ス テップを見直すと共に、オプションに対するそのスキルを考えていきましょう。

発表演者(午後)

・鈴木 温子     (内田歯科医院)
・下川 喜美枝    (田中歯科医院)
・瀬端 亜梨紗    (エド日本橋歯科 )

日程

2013年9月8日(日) 10:00~17:00

場所

東京国際フォーラム G402 (東京都中央区有楽町)