2013年 スタディーグループ赤坂会特別講演会(レポート)

12月8日に東京国際フォーラムにて、株式会社プロシード協賛、スタディーグループ赤坂会特別講演会が開催されました。 講演会のタイトルは「低侵襲インプラント治療を考える」というテーマでコーディネーターを寺西先生にしていただき、UCLAの小川教授、そして赤坂会会員の飯沼先生、新藤先生、川崎先生に御講演頂きました。

寺西先生には光機能化を用いたインプラント治療を実際のケースを例に発表していただきました。
前歯2歯欠損という難しいケースの歯冠乳頭再建には、光機能化の新たな可能性などを感じました。

小川先生にはインプラントの光機能化についてご講演頂きました。インプラント体の濡れの低下、炭素の付着、マイナス電荷の帯電が骨-インプラント結合(BIC)を低下させるということでした。光機能化をすることで、これらの問題が著しく改善され、BICも結合スピードも顕著に向上していました。これにより、より細くて短いインプラントが可能となり、適応の拡大とより低侵襲な治療が行えるということでした。豊富な研究データからの裏付けもあり、光機能化の必要性を強く感じました。

飯沼先生には骨吸収の著しい症例に対する治療方法を説明していただき、特にサブストラクチャー付きのImplant補綴の流れを、実際のケースを通しご講演していただきました。また補綴物の材質、咬合関係、対合歯の問題についても触れていただきました。

新藤先生にはインプラントのポジションの考察を細かく説明していただき、s-CleanImplantの特徴やそれに応じたインプラント補綴を実際の症例を通じてご講演していただきました。インプラントの埋入角度による審美的な補綴は大変勉強になりました。

川崎先生にはL.O.TやM.T.Mについて多数の症例を通してご講演していただきました。問題点を補綴と矯正によるアプローチを行うことでより確実に、低侵襲に行う事を学びました。アンカースクリュー植立に関しては破折、歯牙接触、トルクの重要性についてご講演頂きました。
今回の講演会を通して患者さんに低侵襲な治療が行えるよう、プロシードの製品や技術面など、より研鑽して習得していきたいと思いました。

忘年会パーティーは東京国際フォーラム内のレストラン「レバンテ」で開催され、多くの参加者で盛り上がりました。毎年恒例のゲームでも数多くの豪華賞品がスポンサー企業から提供されました。余興は若手の会員が赤の六尺褌を巻き、紅一点の小木曽先生の指示で組体操をしました。
寺西先生からはwaku wakuという来年のテーマを頂きました。赤坂会の会員の先生方で、この言葉を胸に日常臨床に励みたいと思いました。

町田 真吾