テーマ 「成人矯正を再考する ~治療期間短縮への挑戦~」
インプラント治療におけるピエゾサージェリーやマイクロスコ-プを用いた歯周外科治療、CAD/CAM応用した歯冠修復処置など最新の歯科治療の波は、矯正歯科の分野にも及んでいる。とくに、これらに関わる成人矯正治療は、包括的な歯科治療の一環として矯正治療が位置づけられていることが多いため、全体の歯科治療を成功に導くために、矯正治療に対する治療結果と治療期間の短縮が求められている。矯正治療期間の長期化は、口腔内の衛生環境を悪化させるばかりではなく、 患者のモチベーションを下げ、包括歯科治療の結果を好ましくない方向に導いてしまう。一方で、成人矯正治療は、宿主が歯周疾患に罹患して歯周組織が脆弱であったり、パラファンクションの中で歯の移動を行わなければならないなど、思春期の矯正治療とは別の困難さを持っていると言える。そこで、本例会では、「治療期間短縮への挑戦」というテーマを掲げ、 コルチコトミーを併用した矯正治療、TADを用いた矯正治療など近年話題となっている治療法について、その賛否について議論をし、包括歯科治療における成人矯正治療の有効な方法を探っていきたいと思う。
プログラムチェアマン 野寺義典&佐藤博宣
基調講演
・殿塚量平先生(とのつか歯科)&渋澤龍之先生(渋澤矯正歯科)
特別講演
・伝法昌広先生(A.I. dental office)
日程
2015年2月8日(日) 10:00~16:45