
2015年7月19日に沖縄県市町村自治会館にて第1回環太平洋インプラントフォーラム(Pacific Rim Implant Forum;PRIF)が開催されました。2004年から始まった赤坂会とWESPICの沖縄ジョイントミーティングは昨年で11回重ね、さらなる発展を目指すことを目的として、 Pacific Rim Implant Forum(環太平洋インプラントフォーラム) を立ち上げられました。 「アジアから世界へ!」を目標に掲げ、スタディーグループの垣根を越え、国の垣根を越えて臨床の本質を語り合う会として始まりました。第1回目となる今年は「インプラント治療と矯正治療の融合」をテーマに東京、福岡、沖縄、中国、韓国で活躍しておられる臨床家をプレゼンターに世界共通 の「インプラント治療」について熱いディスカッションが行われました。

発表は宮城美恵先生(WESPIC)「インプラントアンカーを使用した矯正治療 」、Dr. Sin jeong gi(韓国)「Esthetic consideration in the combined orthodontic and implant treatment」、又吉誉章先生(IOR)「一般開業医と歯科矯正医の連携 ~インプラント治療を通して~」、 筒井祐介先生(北九州歯学研究会若手会)「アンテリアクロスバイトを伴う片側遊離端欠損症例にアライナーとインプラントを用い咬合再構成を行って」、Dr. Wang Tao(中国)「The comprehensive strategy of orthodontics,orthognathic surgery and implantology cooperation in the treatment of dento-maxillo-facial deformities」、川崎宏一郎先生(赤坂会)「An occlusal reconstruction case treated with dental-implant, and orthodontic correction for improvement of the prosthetic space and large discrepancies in the maxilla-mandibularrelation」でした。発表は英語で行われ、質疑応答は梅津清隆先生の通訳のもと行われました。Gala Partyで金城先生も話されていましたが、梅津先生の卓越した英語力なしでは、今回のスムーズで内容の濃いディスカッションは成し得なかったと思いました。

今回は日本の4つのスタディーグループと韓国と中国の臨床家が集まり、「インプラントと矯正治療について」それぞれの考えを包み隠さず発表し、テーマが絞られていたことで、1日を通して統一感のある、忌憚のないディスカッションを行えたことは大変有意義であったと思いました。特にインプラントを矯正の前に埋入するのか、後に埋入するのかは、それぞれのスタディーグループや発表者の先生の考え方の違いが浮き彫りとなり、両者のメリットデメリットがディスカッションの中で鮮明になっていったことが、自分には1番印象に残り、勉強になりました。
また、18日の夜の懇親会と19日のGala Partyで参加者の先生方との懇親を楽しく深められたことも良かったです。
勉強に、熱い先生方に、おいしい泡盛に、非常に密度の濃い2日間でした!!
内田歯科医院 加部晶也
