
12月11日(日)に品川シーズンテラスカンファレンス「ホール」にて、スタディグループ赤坂会忘年特別講演会が開催されました。 今回はASTRA TECH Implnatの新しいシステムである「EV」の解禁に先立って、Osseointegrated ImplantのホームグラウンドであるイエテボリからDr.Marcus Dagnelid氏を招聘し、「アストラテックインプラントシステムにおけるニュージェネレーション」と題して講演していただきました。

会長である高田先生の挨拶後、顧問である寺西先生より特別講演という形で全く新しいシステムである「EV」の特長についてわかりやすく解説していただきました。特に骨質に応じた外科術式の違いと、ショートインプラントのラインナップの増加、アバットメントスクリューにメリットが大きいと感じました。

その後Dr.Marcusの講演と続き、主にデジタル技術を活用したEVシステムについて、CAD/CAMを用いて、その優位性、安全性、費用対効果、治療の質などについて自身の豊富な症例を交えてお話いただきました。Dr.Marcusのお話を聞くのは今回が初めてでしたが、まだ30代にもかかわらず世界を股にかけて講演しているだけあって、講演も論理的で症例写真も美しく、とてもスマートな印象でした。世界のインプラントの流れは、よりシンプルに、より低侵襲に、より短時間に、より低コストになってきているのだと感じました。また以前の赤坂会例会のテーマでデジタルvsアナログといったものでディスカッションにもなりましたが、デジタルで補え切れないものを匠の力でカバーするといったことはスウェーデンでは少なくなってきているのかとも感じました。
また彼の最後の症例で17歳で前歯部にインプラントをいれてその13年後にリカバリーしたケースがとても印象に残りました。文献的にはlong faceの方が天然歯と比べて1mm以上低位になりやすいというものがあるそうですが、臨床家は様々な可能性を考慮したうえで施術するべきだという示唆を示していただきました。彼の駆使するデジタルテクノロジーも素晴らしいものでしたが、その実は限られた条件のもと持てる力を最大限発揮して素晴らしい結果を収めている一臨床家なのだと感じました。

懇親会は会場を別にし、品川プリンスホテルにて行われ、多くの参加者で盛り上がりました。毎年恒例の抽選でも数多くの豪華景品が協賛企業の方々から提供されました。余興は何とこのためだけに仙台からきていただいた デンツプライシロナ社の堀江志樹氏により、フレディマーキュリーに扮して数曲披露していただきました。アドリブの赤坂会会員による援護射撃もあり、例年にも増して楽しい懇親会となりました。 また今年のアワードは新人賞 根間大地先生、Akasaka award 富澤直基先生、Terry`s awardは藤野修先生でした。おめでとうございます。 寺西先生がそれぞれの先生に対し、エピソードを交え労っていたのが印象的でした。来年も赤坂会を盛り上げていきたいと思います。
こもり歯科クリニック 小森 真樹






