お知らせ
テーマ 「デジタルデンティストリーの現状と未来」
「一般開業医における IOS(Intra-Oral Scanner) を活用した日常臨床の現在」
「補綴装置製作からDigital Communication」
近年、口腔内光学式口腔内スキャナ・IOSは多くのメーカーより紹介されており、急速に歯科臨床の場で使用される様になった。 光学印象装置をもつCAD/CAM装置は保存修復処置に最初に用いられ、現在では補綴装置製作、インプラント治療、矯正治療。 またCT画像、顎機能計測器との連携に よる診査診断にまでその使用範囲は広まった。 口腔内情報を直接デジタル化することで、短時間で口腔内情報を取得することができ、印象採得にかかる患者ストレスの軽減にも寄与できる上、 その後のラボサイドとの連携も円滑となる。 その運用形態はチェアーサイドを中心とした院内完結型と、スキャンデーターをインターネット網を用い、 データーのみを技工所に送付し製作する方法の2通りである。 しかし、その精度面においては懐疑的な意 見が多く聞かれることも否めない。 今回、小池歯科医院での歯科医師の活用法を共有するとともに、口腔内情報を容易に取得することができるため 補綴装置製作ばかりではなく、 コミュニケーションツールとしての光学印象式口腔内スキャナの活用法について活用法を報告する。
演者
小池軍平 先生
吉久保典子 先生
田中文博 先生
小森真樹 先生
コーディネーター
寺西邦彦 先生
日程
2023年12月3日(日)10:00~16:00
会場
秋葉原ダイビル2F コンベンションホール
申込先・その他詳細
お申し込みはリンク先のリーフレット(QRコード)からお願いします。平成から令和へ進化するインプラント治療
演者氏名50音順
青木隆宜先生(北九州歯学研究会);あおき歯科クリニック
「審美性と機能性の改善を目指した全顎補綴症例」
柏木了先生(秋田一水会);柏木歯科
「Fullmouthrehabilitation for elderly patient」
呉鑫先生(中国上海市開業);上海太和口腔門診部
「上顎大臼歯部重度骨欠損患者に対し、上顎洞底挙上術および垂直的歯槽堤増大術の併用による骨造成を行った後、インプラント補綴を用いて咬合機能を回復した1症例」
小森真樹先生(スタディーグループ赤坂会);こもり歯科クリニック
「デジタルデンティストリーを応用し低侵襲手術にて機能回復を行なった症例」
斎藤隆輔先生(秋田一水会);さいとうデンタルクリニック
「ブラキサー患者への咬合再構成症例の経過報告」
名護太志先生(ClubWESPIC);フェイスデンタルオフィス
「既存骨のハウジングを考慮し抜歯即時埋入を行った一例」
宮田昌和先生(TRUST);デンタルオフィス下北沢
「広範型侵襲性歯周炎患者に包括的治療を行なった1症例」
日程
2020年6月28日(日)
会場
申し込みフォーム
テーマ 「これからのインプラント治療計画~日常臨床としてのインプラント~ 」
大会長:金城清一郎(ClubWESPIC) 実行委員長:野寺義典(スタディーグループ赤坂会)
荒川 啓 先生(東京都開業・5-Djapan 所属)
「顎位を考慮したインプラント治療」
筒井 祐介 先生(福岡県開業・北九州歯学研究会 所属)
「天然歯を守るための治療計画 ~当院におけるインプラントの使用方法を考える~」
樋口 敬洋 先生(福岡県開業・九州臨床歯科の会 所属)
「重度歯周炎患者に対しインプラントにより対処した1症例〜13年経過して〜」
Jong-Won Yoon 先生(韓国・JOI 所属)
「Difficulties in full-mouth reconstructions of Class II malocclusion. 」
榊原 塁 先生(東京都開業・スタディグループ赤坂会 所属)
「上顎全部欠損、下顎両側遊離端欠損をインプラントを用いて 咬合再構成を行ったケース」
名護 太志 先生(沖縄県開業・club WESPIC 所属)
「下顎臼歯中間欠損におけるインプラントの適応症を再考する 」
日程
2018年7月1日(日)
会場
沖縄県市町村自治会館(那覇市)
問い合わせ先
PRIFoffice@gmail.com
平成30年2月4日に2017年度第3回例会が開催されました。今回の例会のテーマは「歯周治療の長期予後を目指して」で、午前中の基調講演は中央区で開業されている長谷川嘉昭先生をお呼びしました。長谷川先生は歯周治療のスペシャリストとしてとても高名な先生で、現在はスーパーペリオ塾を主催されている4人の先生のうちのお一人です。今回は「思い込みの歯周治療からの脱却~30年の臨床を振りかえって~」という演題で、高度な治療のハウツーではなく、診断の方法や、その診断に基づいた治療によっての患者さんの治療前後を数多くの症例でご提示いただきました。臨床検査データの重要性がよく理解でき、歯科の中だけでの常識で凝り固まっていたことを認識させられました。これからはますます医科との連携が必要になる時代なので、医科との共通言語としての臨床検査データの重要性もよく分かりました。また、患者さんへの説明の範囲を法律の点からも解説いただきました。法律的に正しく説明、治療していくことが自分を守るために大事だということもよく理解できました。また長谷川歯科に勤務されている衛生士の川崎律子さんも要所要所でコメントをしてくださり、参加していた衛生士にも新しい気付きがあったと思います。
午後は会員発表で、3名の先生がケースプレゼンテーションを行いました。トップバッターは福岡で開業されている樋口敬洋先生で「重度歯周炎患者に対し、インプラントにより対処した1症例~13年経過して~」という演題でプレゼンされました。樋口先生の誠実さが全面にあふれたプレゼンでした。フルマウスのケースを長期で経過を追っていくと人生の色々なステージでさまざまなトラブルが出てくることが多く、なぜそれが起こったかをしっかり考察することが大切だと思いました。2番手は寺西歯科医院に勤務されている早澤麻里奈先生で「咬合性外傷を伴う中等度慢性歯周炎患者にたいするアプローチ」という演題でのプレゼンでした。早澤先生は例会では初のプレゼンで、かつ出産後間もないタイミングでしたが、しっかり準備され堂々とプレゼンされていました。ディスカッションでは歯周外科や矯正のタイミングについて長谷川先生からアドバイスもあり、非常に勉強になりました。最後は現赤坂会会長の高田貴虎先生で「歯・インプラント周囲の環境改善を行ったフルマウスリコンストラクションケース」という演題でプレゼンされました。会長の今の全力ケースを見せていただきました。精密な診査診断を基にした、かっちりしたフルマウスケースでした。インプラントの埋入深度や外科の選択など、ディスカッションも盛り上がりました。
非常に内容の濃い充実した1日になりました。個人的には川崎律子さんの禁煙指導を受けたくなったので、喫煙はじめようかとも思ってしまいました。
高田先生3年間会長お疲れ様でした。
町田メアリー歯科
加部晶也







